日曜日のレポです。店は定休ですが、現場仕事はお客様のご都合に合わせて行ってます。
今回は、水栓金具の取替です。
現在使用されていたもの(左図)はシングルレバー混合水栓(
INAX製SF-B420SX)です。
以前キッチンリフォームをされた際に、設置したものとのことです。
しかし、シンクの奥行きに対し水栓(吐水口260mm)の長さが長いため洗い物をしていると水がかかってしまうとの不満が生じていました。
通常、シンクの中心に水が落ちるように水栓位置を設置するのです。
でないと排水の効率も悪いし、今回のような件になります。
恐らく、レバーの利便性を重視した為、水が飛び跳ねることを想像できなかったのではないかな?と思います。
工事内容としては、吐水口(金具芯から蛇口芯までの長さ)の短い水栓金具へ交換です。カタログから
デザイン・レバー操作・使用している浄水器を継続したいとの希望を重視され選んで頂き、吐水口長さ210mmの
INAX製SF-342S/SAに決まりました。
吐水口差は-5cmですが、シンク内ではとても大きい数字です。
交換作業中です(右図)。
水栓金具がシンクと壁の間に挟まっているので通常より大変な作業です。職人技が光ります。
2時間ほどして、取付工事が完了しました(下図)。※製品写真では右側レバーですが、お客様は右手が不自由な為、真ん中に変更しました。
水栓金具を変更しただけですが、キッチン自体の雰囲気もコンパクトに可愛らしく変わりました。 水栓金具はキッチンの顔なのだな、と改めて感じました。
「これで、台所作業でエプロンが濡れることがなく快適にお食事がつくれます。 毎日の作業だからとても重要」とのことです。「インテリアコバヤシ」では、お客様のニーズに合わせた水栓金具工事(設備工事)も行っています。